考え方で人生は変わる あなたにはどんな理想がありますか?
幸せな人生、豊かな人生 幸福や豊かさは心で感じるもの。こころを楽に人生を豊かに育みましょう
『嫌われる勇気』 心を軽くしたいあなたへ アドラー心理学
家族・職場・社会生活での不安や悩み 人生の問題を複雑にしているのはあなた自身である 世界はシンプルであり、人生もまた同じである アドラー心理学における『課題の分離』は万人の心を救えるのか?
3年前の自分
会社での仕事が面白く無かった時代・・・出勤するのが億劫だった 当時新しい勤務地へ移り、そこは混迷の真っ只中にあり社内外からの問題が絶える事は無い
目の前の対応に追われる日々、いつしか心は重苦しい空気に沈み始めていた
ある園児から教わったこと
そんな状態のある日、息子が通う保育園の発表会に参加する 元気いっぱい踊りだす子供達の中に一人の園児に目が止まった その子はにこにこと明るく踊っているが明らかに1テンポ遅れている 隣の園児の動作を見ながら動き出すので合うはずもない 立ち位置や停止位置も分からず他の園児にぶつかったり、違う動作を行なったりしていた
障害を持っていると聞いていた園児だった
その園児は動作に戸惑いながらも笑顔で踊っている 覚えている動作は堂々と、分からないところは真似をしながら一生懸命頑張っているのだった
よく見ると隣の園児が一緒に動けるようにフォローを行っていた 少し前へ出て動きを見やすくしたり、切り替わり時の動きを確認し声をかけている
5才か6才の保育園児がだ
この時私はただ問題に対処する事に精いっぱいになり、 一人で抱え込もうとしていた自分に気付いた 障害を持ちながらも全力で成長しようとする園児 それを助けるために手を差し伸べる園児 二人の園児に大切な何かを思い出させてもらった事に気付いた その途端目から涙が溢れ出した 大勢の保護者が見守る中で・・・
心が救われた教え
大切な何かを忘れた日々・・・生きる大切さ、成長への努力、人を助ける心の在り方 それらは自分の心の弱さ故に失い始めていたのだと気付いた
それからは心の成長を目指し読書に向かう 哲学、宗教、経営、ビジネスといったジャンルから気になった本を読み進めた そうして4ヶ月ほど経過し、20冊を超えたあたりで『嫌われる勇気』に出会った
青年と哲人の対話方式による内容にのめり込みながら、やがて課題の分離に行き当たる それまで読んだ書籍の多くは思想や啓蒙、又は理想的なものであり 気力を漲らせることはあっても心のモヤモヤは解消しなかった
衝撃とも言える課題の分離との出会い それは一度読んだだけで理解できるものでは無かったが 思考の整理を開始するには十分だった
自分で問題だと捉えていたものが大きく切り崩れる そうして心にかかっていた霧がすっと引いていく事が感じられた
少しずつ理解しながら二度、三度と読み返す 不思議なものである 私が抱えていた(と思っていた)課題の多くは私の課題では無かったのだ
決して心が強くなったとは思わないが、軽くなったのは間違いが無い その後の仕事に対しても、以前とは比べられないほど前向きになり どんな問題にも折れることなく楽しく職場に通えるようになったのだ
心が弱い、問題を抱え込んでいると感じている人には是非とも読んでいただきたい一冊 『嫌われる勇気』はそんなあなたの心をきっと軽くしてくれるでしょう
続編『幸せになる勇気』は嫌われる勇気の実践編として執筆された。共にアドラー心理学を学ぶ上で欠かせない良書です(著者:岸見一郎/古賀史健、ダイヤモンド社)
幸せに生きていこう!
幸せとは【自分のこころが感じるもの】
こころは弱いものです
ポジティブな心を育てていこう
しあわせな日々を過ごし楽しく暮らしたい
誰もが夢見ることですね
でも人間は負の感情が大半を占め、たくさんの人が幸せを感じられない
それでも幸せになりたい人へ贈ります
ネガティブは悪?
負の感情=ネガティブは心を暗くします
閉鎖的になったり、他人を攻撃したり独りよがりに陥りがちです
しかし、ネガティブには凄いパワーが宿っています
なにくそっ!と思ったとき、逆上したとき
普段はできないことをやってのけることがあります
ネガティブな感情を持ったまま行動すると危険ですが
その感情をプラスのエネルギーに換えることができると
ポジティブ人間になれます
ポジティブとは?
一般的に積極的である、前向きなと捉えられ
良い方向へ向かうための意見や行動を取る人に使われます
この考えを持っている時もネガティブ同様に凄いパワーがみなぎるもので
ネガティブもポジティブも心に抱いた感情をエネルギーに使用しているのです
心の感じ方は自分次第
心に宿る感情は人の状態により変化するもの
その時の思考、感情、体調、環境により
同じ出来事でも楽しく感じたり、辛く感じたりしますね
自分だけ・・・と思う心が負のエネルギーを
人のため・・・と思う心が正のエネルギーを生みだします
沸きあがったネガティブな感情を人の為へと変換していきたいですね
心のエネルギーを良い方向へ
自分の心の状態を認めてあげることができればその方向を変えることができます
嫌な感情を抱いた時に良い方向に向けるには自覚と訓練が必要ですが
常に自分の状態を意識するようにしていると
だんだん自分の心をコントロールできるようになり
やがてあらゆるシチュエーションであなたはポジティブに行動できます
対人関係のトラブルを避ける
人の悩みの殆どは対人関係に起因します
その予防と対応策は
相手の考えに理解を示し自分の考えを伝える
人生において最も多いトラブルは対人関係にあると言われます
自分の気持ちや考えを十分に伝えられていないことで相手に誤解されたり、
相手の意見を否定し衝突してしまうことも
人と人の接点ではお互いの意見を出し合い尊重することが重要です
相手の意見や考えは最後までしっかりと聞き入れることが必要ですね
相手の意見に理解を示した上で自分の思いを伝えましょう
他の人が判断すべきことにはその人に委ねる
悩みごとで解決しない原因の多くに、自分で判断できないことを抱え込むことがあります
他人の考えや行動、行動した先の結果などいくら考えても答えは出ませんね
また何かを判断するときに一番影響を受けるのは誰か?
その観点から判断すべきは誰なのかを決める必要があるでしょう
これが自分でない場合、悩めば悩むほど出口のない迷路に迷い込んでしまいます
家族のこと、友人のこと、職場や近所付き合い
日常生活においても心配になることはたくさんありますが、
最終的に判断するのは最も影響を受ける人です
その人以外がいくら悩んでも判断は出せないのです
では、何もしないのか?
と言うとそうではありません
判断する人や課題解決のために、あなたができることを考えて行動するのです
助言や援助であったり、時にはカウンセリングやコーチなど
より良い判断につながるためにあなたにできることをすれば良いのです
敵を作れば疲れるだけ
人を嫌いになったり、敵を作るのは簡単
相手の嫌な部分を探せばいいだけ
どんなに素敵な人でもその気になれば嫌なところはすぐに見つかり、
その数が増えれば増えるほど嫌いになります
人と衝突したり、嫌だと感じていると態度に現れ相手に伝わるので避けたいですね
相手に嫌なところを感じたら、自分を映す鏡だと意識しましょう
相手を見て自分を正すことで、相手も自然に態度が変わります
嫌うことは一瞬でも仲直りには時間がかかるもの
常に相手と自分の言動に注意を払うことで良い関係が続くものです