『嫌われる勇気』 心を軽くしたいあなたへ アドラー心理学

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家族・職場・社会生活での不安や悩み                                              人生の問題を複雑にしているのはあなた自身である                                                                   世界はシンプルであり、人生もまた同じである                                                                                          アドラー心理学における『課題の分離』は万人の心を救えるのか?

ある園児との出会い

会社での仕事が面白く無かった時代・・・出勤するのが億劫だった                                                 当時新しい勤務地へ移り、そこは混迷の真っ只中にあり社内外からの問題が絶える事は無い

目の前の対応に追われる日々、いつしか心は重苦しい空気に沈み始めていた

そんな状態のある日、息子が通う保育園の発表会に参加する                                       元気いっぱい踊りだす子供達の中に一人の園児に目が止まった                          その子はにこにこと明るく踊っているが明らかに1テンポ遅れている                                         隣の園児の動作を見ながら動き出すので合うはずもない                                                           立ち位置や停止位置も分からず他の園児にぶつかったり、違う動作を行なったりしていた

障害を持っていると聞いていた園児だった

その園児は動作に戸惑いながらも笑顔で踊っている                                                                覚えている動作は堂々と、分からないところは真似をしながら一生懸命頑張っているのだった

よく見ると隣の園児が一緒に動けるようにフォローを行っていた                                          少し前へ出て動きを見やすくしたり、切り替わり時の動きを確認し声をかけている

5才か6才の保育園児がだ

この時私はただ問題に対処する事に精いっぱいになり、                                              一人で抱え込もうとしていた自分に気付いた                                                                                     障害を持ちながらも全力で成長しようとする園児                                                                    それを助けるために手を差し伸べる園児                                                                                    二人の園児に大切な何かを思い出させてもらった事に気付いた                                                                    その途端目から涙が溢れ出した                                                                                      大勢の保護者が見守る中で・・・

心が救われた日

大切な何か・・・生きる大切さ、成長への努力、人を助ける心の在り方                                 総じてそれは自分の心の弱さだと気付いたのだった

それからは心の成長を目指し読書に専念した日々となる                                                                                  哲学、宗教、経営、ビジネスといったジャンルから気になった本を読み進めた                                そうして4ヶ月ほど経過し、20冊を超えたあたりで『嫌われる勇気』に出会った

青年と哲人の対話方式による内容にのめり込みながら、やがて課題の分離に行き当たる                        それまで読んだ書籍の多くは思想や啓蒙、又は理想的なものであり                                                                                 気力を漲らせることはあっても心のモヤモヤは解消しなかった

衝撃とも言える課題の分離との出会い                                                                                                          それは一度読んだだけで理解できるものでは無かったが                                                                                 思考の整理を開始するには十分だった

自分で問題だと捉えていたものが大きく切り崩れる                                                           そうして心にかかっていた霧がすっと引いていく事が感じられた

少しずつ理解しながら二度、三度と読み返す                                                   不思議なものである                                                                     私が抱えていた(と思っていた)課題の多くは私の課題では無かったのだ  

決して心が強くなったとは思わないが、軽くなったのは間違いが無い                               その後の仕事に対しても、以前とは比べられないほど前向きになり                             どんな問題にも折れることなく楽しく職場に通えるようになったのだ

心が弱い、問題を抱え込んでいると感じている人には是非とも読んでいただきたい一冊                『嫌われる勇気』はそんなあなたの心をきっと軽くしてくれるでしょう

                

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